あなたはご両親と同居していますか?
私は結婚とともに、夫の実家で同居生活が始まりました。
できれば同居はしたくなかったけど、色々な事情があり、義母と3人暮らしからのスタート。
もう、正直言って、ものすごいストレスでした。義両親との相性もあると思いますが、私の場合は数年で我慢できずにギブアップ。嫁姑あるあるです。
現在は、義母は認知症のために、介護保険サービスのショートステイとデイサービスを使いながら、義姉のお世話になっています。
介護保険サービスは積極的に利用して介護する人の負担にならないようにこども達で相談しよう
「いまどき、両親と同居している人なんているの?」
実際、今の同居率は2割を切っているほど、ひと昔前とは社会の状況も変わっています。
ただ、全国家庭動向調査の2019年の発表では、結婚当初、別居していても、私達世代になると、親の健康、介護、経済的な問題などから、また同居率が上がっているのが現状です。
私達が初めに同居した理由は経済的な理由でした。実家が古くて、大きくリフォームしたのですが、夫の父は早くに亡くなっているので、ローンは夫が組んでいたからです。
結婚前から住宅ローン持ち。
そして、別居は、ローンの返済が終わって、義母が年金暮らしできるようになってからです。
しかし、75歳で認知症になり、介護をどうするかなど、また同居のことが問題になりました。
ただ、私は仕事をフルタイムでしていること、病気を抱えていること、何より以前の同居でのストレスを思うと耐えられないと思っていたので、夫にはっきり言いました。
何より、嫁が介護するという義務はないのです。
とても冷たい言い方ですが、親の面倒を見る義務があるのはそのこどもです。
とはいえ、夫が一人っ子だったら、全く関わらないということは難しいし、今の時代、少子化でこどもも少ないですから、私たちが老後になった時は、こどもたちは両方の親のことを考えなければならず、かなりの負担かも知れません。
幸い、我が家は、夫の兄弟姉妹4人。近くに姉夫婦がいたので、介護サービスを利用して、負担にならないようにサービスを利用しながら、義母をお願いしています。
どうして同居を選ぶのか?いや、同居せざるを得ないのか。それは以下の3つが大きいでしょう。
- 経済的な問題
- 健康や介護上の問題
- 若い世代は育児の問題
主に親世代は経済的、健康の問題、子世代は経済的、働きながら育児する共働きの負担などが理由でしょう。
それに、地域性も大きいと思います。都会暮らしのかたは、あまり感じないと思いますが、今でも地方では、家制度に重きをおいて、長男は家を継ぐ、嫁は家に入るというところも残っているでしょう。
私の夫の故郷のように、田舎の漁師まちで、本家、別家だと言っているところでは、20年以上前はまだまだ、長男は同居でしたから。
ご両親と相性が良ければ、同居のメリットはたくさんあると思っています。けっして、同居を否定しているわけではないのです。
ただ、気の進まない同居は、できればお互い避けたいものです。
なにより、自分の家は自分らしくいられる大切な空間です。それができないのは、なかなかのストレスです。
同居した事がある方、同居していた方なら、おわかりだと思います。
ですから、私は老後の人生、こども家族と同居したいとは思っていません。それは、こどもたち家族に気を使いたくないし、こどもたちのストレスの原因になりたくないからです。
都合がよいようですが、できれば近居できるこどもがいたら、安心だろうなとは思います。
次回、かつての同居生活を振り返り、嫁姑問題について、お話したいと思います。
老後にむけて、経済的な心配を少なくし、健康で生活することができれば、自立した生活が維持できる!今からでも意識して、生活を整えよう。こどもたちにも、親をあてにせず、しっかり経済的に自立してもらおう。
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